読書大好きはなこ( @honhatomodachi )です。
最近はまっていることは、手持ちのぬいぐるみの可愛い角度を探すことです。
突然ですがみなさんに質問です。
わたしはありますよ。
何なの・・・かわいすぎ・・・
と本屋で一目惚れをしてお持ち帰りしたことが数回あります。
あ、決して変な意味ではありません。
今回は手持ちの小説の中で、外見も中身も美しいとわたしが認めた小説を6冊ご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
永遠のヒット作/赤川次郎「セーラー服と機関銃」
まずは赤川次郎さんの代表作「セーラー服と機関銃」。
まずタイトルのギャップにやられますよね。
セーラー服と機関銃なんて全く思いつかない組み合わせなのに、表紙の女の子が持つとなんだか可愛い。
機関銃にメジロ?が止まっているところとか、梅っぽい花が書いてあるところとか、好きです。
あと、どことなくカルタっぽいところも好きです。
あらすじ
ざっくり言うと、普通の女子高生がある日突然ヤクザの組長になってしまう話です。
17歳の女子高生が、頼りない組の仲間とともに試練や抗争を乗り越えて成長していきます。
主人公の名前がまた素敵で「星泉」っていいます。
ほしいずみちゃん。物怖じしない明るい性格が似合う名前ですね。
シンプルながら妖艶/村上春樹「恋しくて」
村上春樹氏翻訳の「恋しくて」。
海外の恋愛物語を翻訳した短編集です。
どことなく日本人風の口と鼻で、黒髪なところが良い。
そして黒猫というチョイスも良い。
これが三毛猫だったら、日本っぽさが出過ぎてこんなに大人な感じにはならなかったでしょう。
あと指が細くて綺麗ですね。
あらすじ
短編小説なので、様々な恋模様が描かれています。
他人の結婚儀式を代行する男女、許されない恋など、胸が苦しくなるような恋愛が描かれています。
各ストーリーの最後に、村上氏の解説も書かれているのでそこにも注目です。
有川浩さんの描く恋愛は、いつもいつも切なくて苦しくて幸せな気持ちになりますね。
この「クジラの彼」は表題作を含む恋愛短編集です。
ベタ甘の恋にキュンキュンする人も多いはず。
表紙は色彩鮮やかな南国風の目を引くデザインです。
ちゃんとくじらが描かれているところが素敵。
あらすじ
潜水艦乗りの彼から2ヶ月ぶりにメールが届きます。
「浮上したら漁火が綺麗だったから写真送ります」
あまり会えない二人の甘くとろけそうな、ちょっぴり切ない恋の物語です。
ご存じ「海の底」「空の中」のスピンオフ作品も載っておりますが、それらを読んでいない方でも楽しめます。
世界観がそのまま/伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」
タイトル通り、陽気なギャング(?)が地球を回している表紙です。
タイトルの字体とコミカルさに惚れ惚れしました。
3作目まで出版されていますが、どの表紙にもこの覆面男が登場します。
ちなみにこちらの記事でもこの小説について触れていますのでぜひご覧ください!


あらすじ
人の嘘を見破る男、しゃべりの達人、正確な体内時計を持つ女、スリが得意な青年。
「自分たちならもっと上手く銀行を襲える」
そう考えたことがきっかけで4人が手を組んで銀行強盗をはじめる話です。
まぁ・・・いわゆるキチガイですね。
(内容はめちゃくちゃ面白いしハラハラしっぱなしでした)
今年に入ってドはまりしている森博嗣さんの「今はもうない」。
SMシリーズ(変な意味ではない)の8作目ですが、このシリーズの表紙はどれも真っ白。
全作並べて眺めていると、なんだか冷たく無機質な感じがして命の危機を感じます。
あらすじ
ある夏に山奥の別荘で起こった美人姉妹殺人事件。
密室な中で何があったのか、犯人は誰なのか・・・
別荘にいる人々の探り合いが始まります。
そんな中で芽生えてしまった恋心。婚約者のいる状況で恋をしてしまった男と、好かれてしまった女は一体どうなっていくのでしょうか・・・
変わらぬコミカル感/森見登美彦「聖なる怠け者の冒険」
ラストはコミカルで誰も追いつけない世界観の持ち主、森見登美彦さんの「聖なる怠け者の冒険」です。
はじめて森見さんの作品を読んだときには、世界観が独特すぎて不本意ながら読み切ることができませんでした。
今では克服して好きな作家さんのひとりです。
この表紙、インパクトがありすぎて買った日に写メ撮りました。
右の男よ、なぜ君は毛むくじゃらの顔なのに、普通の服着てコーヒー飲んでいるんだい?
そして空を飛んでいるっぽい仮面男よ、仮面のチョイスが渋すぎるわりに、高そうなブーツ履いてるじゃないか・・・
あらすじ
仕事終わりに独身寮の自分の部屋で、ビールを飲みながら夜更かしをすることが趣味の小和田くん。
さみしい人生ですね。
そんな彼の前にある日、たぬきのお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」と名乗るキチガイが現れます。
舞台は京都。
走ったり飛んだり、なんだかよく分からない冒険の様子が描かれています。
なんか、本当に、わけわからん話です。(だがそこが良い)
以上、表紙が好きな小説6選をご紹介しました。
まだまだ載せたいものはありますので、そのうち第2弾やるかもしれません。
お楽しみに!!
なお、こんな本を紹介してほしい!というご要望がありましたらコメントくださいね!
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