【連載11・FP3級】好景気・不景気ってどうやって判断しているの?

 

「お金知識ゼロ・初心者がFP3級の勉強をはじめてみた」のコーナーがやってきました!

お金の話が苦手なはなこ( @honhatomodachi )です。

わたしがFP3級の勉強をはじめるに至り、学んだことをブログで共有しようと思った経緯についてはこちらの記事をご覧ください。

【連載】お金知識ゼロ・初心者がFP3級の勉強を始めてみた!

2018.01.06

 

さて、前回までは年金や生命保険、損害保険について説明してきました。

ここからはGDPだとか株価だとか、経済や金融のことについて学んでいきます。

 

が、しかし。

正直、経済とか金融とか、もっとも苦手な分野なんですよね・・・。

知らなくても生きていけるし、難しそうだから分かってなくてもいいか。

そう思って生きてきました。

苦手意識のあるわたしが理解できる内容なら、きっとみなさんにも伝わると思うので、今回は今まで以上に丁寧に説明できるようがんばります!

ぜひ最後までお読み下さい!

景気が良い・悪いってどうやって判断するの?

money

「あの頃は景気がよかったんだがなぁ、今は不景気だな。

おれたちの若いころはな・・・」

なんて酒を飲みながら語りはじめるおじさん、よく見かけますよね(偏見)

この「景気がよい」とか「不景気」という言葉、よく耳にしますがそもそも景気の良し悪しって何を基準に判断しているのでしょうか。

景気の良し悪しを判断する基準はこれ

景気の判断には大きく6つの指標があります。

①国内総生産(GDP)

 

②経済成長率

 

③景気動向指数

 

④日銀短観

 

⑤マネーストック

 

⑥物価指数

なんか難しい言葉が並んでるし、なんのこっちゃ・・・

と思いませんか?(わたしは思いました)

この①から⑥までの数値を総合的に判断して、景気の良し悪しが決まるそうです。

では、それぞれの内容についてみていきましょう。

①国内総生産(GDP)

GDPとは、Gross Domestic Product(グロス・ドメスティック・プロダクト)の略です。

簡単にいうと、国内でお金を使うことによってうまれた利益のこと。

たとえばAストアというコンビニで100円のおにぎりを買ったとします。

 

AストアはおにぎりをB会社から仕入れており、仕入れの料金は50円かかります。

 

つまり、おにぎりが100円で売れるとAストアの利益は50円

 

そしてその50円が、Aストアで働く人に給料として支払われます。

上の例のようなことが各企業やサービスでおこなわれており、その利益(上の例でいう50円)の合計が「国内総生産」ということ。

消費者がものを買ったりサービスを受けたり、お金を使えば使うほどGDPの数字が上がるということです。

gdp

また、お金の動きを考えてみると

生産(モノやサービスを売って利益を得る)

分配(利益を給料として従業員に配る)

支出(給料を使ってモノやサービスを買う)

という流れの繰り返しになっています。

この生産・分配・支出は同じお金が流れている(お金の価値が同じ)だけなので、生産=分配=支出となり、これを三面等価の法則といいます。

MEMO
GDPは内閣府が年に4回発表しており、日本はアメリカ、中国についで第3位です(2017年)

②経済成長率

経済成長率とは、国の経済の成長具合を示したものです。

①で説明したGDPが1年でどれだけ変化したかを表したもの、と覚えておきましょう。

③景気動向指数

景気動向指数は、

先行指数・一致指数・遅行指数

の3つの指標を総合的に表した指標のことです。

先行指数・・・景気に先行して動くもの。これからの景気を予想するのに使う。

新規求人数(求人が増える→これから景気が良くなるだろう)

新設住宅着工床面積(新設住宅が増える→これから景気が良くなるだろう)

 

一致指数・・・現在の景気の状況をあらわすもの。

有効求人倍率(現在の求職者ひとりあたりの求人数→いまの景気をあらわす)

 

遅行指数・・・景気が良くなった(悪くなった)結果、数字として表れたもの。

法人税収入(景気が良くなる→モノが売れて企業の収益が増える→法人税が増える)

完全失業率(景気が良くなる→企業が人を雇う→失業率が減る)

この景気動向指数は毎月内閣府が発表しています。

④日銀短観

正式には「全国企業短期経済観測調査」といいます(覚える必要はありません)。

これは日本銀行が年に4回実施するアンケートの結果を集計したものです。

MEMO
上場企業・中小企業に対して現状と3ヶ月後の景気動向などを調査します

3ヶ月後のほうが「良くなっているだろう」と答えた企業の割合から「悪くなっているだろう」と答えた企業の割合を引いた結果がもっとも注目されるアンケート項目となっているそうです。

MEMO
この引いた結果のことを「業況判断DI」という。DIとは、世の中の景気が株価やGDPにどれだけ影響しているかを示す指標のこと。

⑤マネーストック

マネーストックとは、個人や企業が持っている通貨の量のことです。

日銀が毎月発表しています。

注意
ただし、国や金融機関が保有している分は含みません。

⑥物価指数

物価指数は、どんなものがどれくらいの価格で売買されているのか、その変化の動きを示したものです。

企業物価指数は企業間で取引される商品、消費者物価指数は一般の消費者が購入する商品の価格変動を表したものとなっています。

MEMO
原油価格や為替相場の影響を受けやすいため、企業物価指数のほうが変動が激しくなります。

 

今回の授業はここまでです

insurance

景気の良し悪しの判断基準となる6つの項目について説明しました。

ここまではなんとか理解いただけたかと思います。

次回からはインフレ・金利・為替・金融市場についての説明をしていきます!

回を追うごとに賢くなっている気がしてます(錯覚)。

みなさんも一緒に賢くなりましょう!!

 

▼連載12回、「景気と金融市場」について更新しました▼

【連載12・FP3級】景気と金融の関係と金融市場について

2018.06.12

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