【連載16・FP3級】債権とは?債券の種類、利回り、リスクについて

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「お金知識ゼロ・初心者がFP3級の勉強をはじめてみた」のコーナーがやってきました!

お金の話が苦手なはなこ( @honhatomodachi )です。

わたしがFP3級の勉強をはじめるに至り、学んだことをブログで共有しようと思った経緯についてはこちらの記事をご覧ください。

fp-study【連載】お金知識ゼロ・初心者がFP3級の勉強を始めてみた!

前回は、金融商品にはどんな種類があるのかを説明しました。

financial-products【連載15・FP3級】金融商品の種類。銀行とゆうちょ銀行と信託銀行

今回は、債権とはどんなものなのか、どんな種類があるのかについて説明していきます。

なお、テキストはこちらの2017-18年版を使用していますので、ご参考に。

債権の基本知識

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債権とは、国や企業が、投資家からお金を借りるときに発行する証明書のようなものです。

債権の種類

債権は、どこが発行するかによって、呼び名が変わります。

みなさんが最も耳にすることが多いのが、国が発行している国債。

「国債=国の借金」と、聞いたことありますよね。

そのほかにも、地方公共団体が発行する地方債、企業が発行する社債、金融機関が発行する金融債などがあります。

債券の説明に必要な語句

債券の詳しい内容に入る前に、債券の説明をするにあたってよく使う語句を説明しておきます。

償還期限→債券の返済期限。返済される日を償還日という

 

発行価格→債券が新しく発行されたときの価格

 

額面金額→債券に書かれている金額

 

表面利率→額面金額に対する利率。クーポンレートともいう

償還期限については、単純に返済期限のことなのでわかりますね。

表面利率も、利子が何%つくのか、ということなので分かるでしょう。

問題は発行価格と額面金額の関係について。

額面価格と発行価格の関係

いろいろ調べてみたのですが、いまいちピントくる説明に出会えなかったので、たぶんこういうことだろう、という憶測を載せときます。

先に謝っておきます。ちがったらごめんなさい。

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上の図でわかりますか?

つまり、発行価格とは「債券を発行するときにかかる価格」のことで、債券を買うときに払う手数料みたいなものだと思えば、いいのではないでしょうか。

たとえば、新しく発行された債券が1000円で、発行価格が150円だった場合、

1000円÷100円×150円=1500円

となります。

画面金額÷100円×発行価格=債券を買うのに必要なお金

と覚えればおっけーです。

(もう一度いいますが、間違ってたらごめんなさい)

発行価格の呼び方

発行価格は額面金額100円あたりの価格を表していますが、価格帯によって呼び方が変わります。

パー発行→額面100円あたり100円で発行される場合(額面金額と同じ価格のとき)

 

アンダー・パー発行→100円未満で発行される場合

 

オーバー・パー発行→100円超で発行される場合

債券の分類

債券には、発行者別の呼び名があることはさきほど説明しました。

(国が発行したら国債、企業だったら社債など)

では、そのほかの分類別に、債券がどのように分けられるかを見ていきましょう。

発行価格の説明で疲れたので、箇条書きでいきます。

利払いの方法による分類

・利付債

定期的に一定の利息が支払われる債券。

・割引債

利息の支払いはなし。

その代わり、額面金額より低い価格で発行される債券(買うときのお金が安くなる)。

新規発行かどうかによる分類

・新発債

新規発行される債券

・既発債

すでに発行され、市場で取引されている債券

円貨か外貨による分類

・円建て債券

日本円で支払いも受け取りもおこなう

・外貨建て債券

外貨で支払いも受け取りもおこなう

個人向け国債とは

個人向け国債とは、個人でしか購入できない国債のことです。

償還期限10年の変動金利型、5年か3年の固定金利型があります。

どれも購入から1年経てば換金することができますが、その場合、直前2回分の利息分が引かれます。

債権の利回りについて

債券の利回りとは、最初に債券を購入したときに払った金額に対する利息と、最終的に払い戻される金額の差額の割合のこといいます。

つまり、借金の肩代わりをして、最後に返済されるときに、どれだけ儲けたか、あるいは損したかの割合のこと。

MEMO
利回りとは、元本(もともと払った金額)に対して1年間で得た利益(または損益)のこと。

利回りには4種類あるので、ざっくり説明しておきます。

なお、FPの試験を受ける方は公式も覚えてね!(と、テキストに書いてありました)

直接利回り

formula

債券の購入金額に対する、毎年の利息収入の割合のこと。

1年でどれだけ利損益が出たか、その割合。

応募者利回り

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債券の発行時に購入して、償還日までもっていた場合の利回りのこと。

最終利回り

formula

すでに発行されている債券を途中で購入して、償還日まで持っていた場合の利回り。

所有期間利回り

formula

新規、または既発の債券を購入して、償還日前に売却した場合の利回り。

債券のリスク

債券は、金融市場や為替の動きによって、価格が変動するものです。

そんな債券のリスクには、次のようなものがあります。

価格変動リスク(金利変動リスク)

価格変動リスクとは、市場金利の変動にともなって、債券の価格が変動するリスクのことです。

市場金利が上昇すると、債券を持っているより銀行にお金を預けたほうがお得なため、債券が売られて価格が下がります。

逆に市場金利が下落すると、債券は買われ、価格は上昇します。
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信用リスク

債券を発行した会社が経営破綻するなど、債券の利子の支払いが遅れたり支払われなかったりするリスクのことをいいます。

別名、デフォルトリスク、債務不履行リスクとも呼ばれます。

信用リスクにはAからCまでの格付けがあり、AAAがもっともリスクが低く、債券価格は高くて利回りは低くなっています。

逆に、CCCがもっともリスクが高く、債券価格は低くて利回りは高くなっています。

MEMO
この格付けは、ムーディーズやS&Pなどの期間がおこなっています

一般的にBBB以上の格付けの債券が、投資適格債といわれ、安全面などで投資するのに適しています。

今回の授業はここまでです

債券とはどんなものなのか、どんな種類があるのかを説明しました。

次回は株式についてです。

テキストはやっと半分くらいまで進みました・・・どんどんいきましょう。

▼連載17回、「株式」について更新しました▼

stock【連載17・FP3級】株式の取引方法と、売買の指標について。

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