【連載10・FP3級】火災・地震・自動車・傷害・損害責任保険の内容について

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「お金知識ゼロ・初心者がFP3級の勉強をはじめてみた」のコーナーがやってきました!

お金の話が苦手なはなこ( @honhatomodachi )です。

わたしがFP3級の勉強をはじめるに至り、学んだことをブログで共有しようと思った経緯についてはこちらの記事をご覧ください。

【連載】お金知識ゼロ・初心者がFP3級の勉強を始めてみた!

2018.01.06

 

前回、損害保険の基礎部分について説明しました。

損害保険にはどんな種類があり、保険料の支払いはどういった仕組みになっているのか、お分かりいただけましたか?

もし、まだ読んでいない!という方がいらっしゃったら、ぜひ前回の記事を読んでからこちらにお戻りください。

【連載9・FP3級】損害保険の基礎と仕組みについて

2018.04.18

前回の内容を踏まえたうえで、今回は損害保険には具体的にどういう内容の保険があるのか、ご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

火災保険の内容

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まずは火災保険について。

これはみなさんもご存じの通り、火災が原因で家や家財(車など)が焼けてしまったときに、損害を補うための保険です。

実は、火災保険では火事以外にも落雷や台風などの自然災害による損害も補償しています。

ただし、地震や津波、噴火による損害は補償していないので、それらを補償するには後述する地震保険に入らなければなりません。

火災保険の種類

火災保険にはいろんな種類があります。

その中でも重要なものを2つご紹介します。

①住宅火災保険

もっとも一般的な火災保険。

火災・落雷・台風などによる住宅の損害を補償する保険です。

こちらの保険には水害や盗難などは含まれません。

②住宅総合保険

①の住宅火災保険よりも補償範囲が広いもの。

水害や盗難、水漏れなども補償の対象になります。

また、住宅に車が突っ込んできたり、空から飛行機などの部品が落ちてきたりする事故も、補償対象となります。

保険金の金額

火災保険では、契約時の保険金額(保険会社から支払われる最高限度額)が、保険価格(実際に事故が起きたときの損害の最高見積もり額)の80%以上であるかどうかによって支払額が異なります。

たとえば、

保険金額→100万円

保険価格→60万円

である場合には、保険金額(100万円)をもとに実際に出た損害の額が全額もらえます。

 

しかし、

保険金額→60万円

保険価格→100万円

である場合、もらえる額は

損害額×保険金額/(保険価格×80%)

となります。

つまり、損害額が200万円だった場合

200万×60万円/80万(100万の80%)=150万円が支給されるというわけです。

失火責任法(しっか責任法)

失火責任法とは、わざとではなく火災を起こしてしまい隣家に被害を与えてしまった場合でも、賠償責任は負わなくてよい、ということが定められたものです。

ただし、賃貸住宅を焼失してしまった場合には、家主に対しては賠償しなくてはなりません。

 

地震保険の内容

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地震保険は、火災保険では適用外であった地震・津波・噴火によって生じた火災の損害を補償するものです。

地震保険のポイント

地震保険は単独では加入できないため、必ず火災保険とセットで契約しなければなりません。

補償の対象となるのは住宅と住宅内の家財で、保険金額は火災保険の30~50%の範囲で設定されます。

ただし建物は5,000万円、家財は1,000万円までと上限が決まっています。

 

自動車保険の内容

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自動車保険には自賠責保険と任意加入の自動車保険の2種類があります。

自賠責保険は、すべての自動車、原付の所有者とその運転者が必ず加入しなければならない保険です。

これは対人賠償事故(相手の車の運転者や同乗者、歩行者など)のみが対象で、加害者である自分がケガをした場合には対象外となります。

受け取れる保険金は、死亡事故の場合最高3,000万円、傷害事故の場合最高120万円と決まっています。

任意加入の自動車保険

では任意加入の自動車保険にはどのようなものがあるか紹介していきます。

重要ではないので、さーっと流し読みしてください。

①対人賠償保険

自動車事故で他人を死傷させた場合、自賠責保険の支払額を超える部分の金額がもらえる。

②対物賠償保険

自動車事故で他人のもの(家とか車とか)に損害を与えた場合、保険金がもらえる。

③搭乗者傷害保険

自分が所有している自動車に乗ってる人が死傷した場合などに保険金がもらえる。

④自損事故保険

運転者が自賠責保険では補償されない単独事故などを起こした場合に保険金がもらえる。

⑤無保険車傷害保険

事故により運転手や同乗者が死亡、あるいは後遺障害を被った場合で、事故の相手方(加害者)が無保険であったり、十分な賠償ができないときに保険金がもらえる。

⑥車両保険

自分の車が偶然の事故により損害を受けたときや盗まれたときに保険金がもらえる。

⑦人身傷害補償保険

事故により被保険者が死傷した場合に、過失があってもなくても実際の損害額が示談を待たずにもらえる。

 

傷害保険の内容

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傷害保険は、日常生活におけるいろんなケガに対して保険金が支払われるものです。

主な内容は以下の通り。

①普通傷害保険

日常生活でおこる傷害を補償するもの。

病気や自殺、食中毒などは対象外。

②交通事故傷害保険

国内外で起きた交通事故、建物の火災などによる傷害を補償するもの。

③国内旅行傷害保険

国内旅行中の傷害を補償するもの。

食中毒は対象ですが、地震や噴火などによる傷害は対象外となっています。

④海外旅行傷害保険

海外旅行中の傷害を補償するもの。

食中毒や地震、津波などによる傷害も対象となります。

 

賠償責任保険の内容

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賠償責任保険は、偶然の事故によって損害賠償責任を負ったときに補償される保険のことです。

自転車に乗っていて人にぶつかってケガをさせた、などがこれに当てはまります。

主な賠償責任保険は以下の通りです。

①個人賠償責任保険

日常生活における事故によって他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりした場合に備える保険。

1つの契約で家族全員が補償対象となります。

②PL保険(生産物賠償責任保険)

企業を対象としたもので、製造販売した製品の欠陥によって他人に損害を与えた場合に備える保険。

たとえばホテルの食事で食中毒を起こした場合や、ストーブから出火してやけどを負わせた場合などが対象です。

 

損害保険にかかる税金

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地震保険料控除

1年間に支払った地震保険料は、地震保険控除としてその年の所得から控除することができます。

保険金を受け取ったときの税金

損害保険の保険金は、原則として非課税となっています。

ただし、死亡保険金や年金として受け取る場合については、生命保険と同じ扱いです。

契約者、死亡者、受取人が誰かによって課される税金が異なります。

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今回の授業はここまでです

 

損害保険の具体的な内容について説明しました。

次回からはわたしの苦手とする「資産運用」の分野に入っていきます。

物価と為替と金利の関係など、わけが分かっていませんので、今まで以上に分かりやすく書いていければと思っています。

次回もお楽しみに!

 

▼連載11回、「景気の判断基準」について更新しました▼

【連載11・FP3級】好景気・不景気ってどうやって判断しているの?

2018.05.21

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